『方丈記』を原文と英語訳で読む

オンライン

【初参加大歓迎】鴨長明の名作を原文と英語訳で読み込みます。

こんなことを学びます

◆「方丈記」を、原文と英語訳で読んで楽しむ生涯学習。
古文ならではの味わい、英語表現の妙趣、古語と英語を見比べながら一緒に読むことの面白さなど、読書の醍醐味が楽しめます。

◆ 隔週で講読し、全読解します。

<講読形式>
古文と英語訳を併記したテキストを輪読しながら、参加者に、口語に訳すなり、英文和訳するなりしてもらいます。
(訳さずに音読するだけでも◎。声にだして読むことをおススメしています)
そのうえで、解釈・鑑賞し、講師の一方的な説明ではなく、対話形式で読み進めていきます。

■一回のみのご参加、または継続、どちらでもどうぞ。
(2022年4月スタートですが、途中から参加された場合でも
どこから読んでも楽しんでいただけるよう始めに補足説明をします)

■オンライン講座のひとつのメリット、画面オフでのご参加でも、どちらでも
 構いません★

◆心地よいリズムの“コトバ”を声にだして読むことで、
良いリフレッシュ時間にもなるかと思います。

<持ち物>
パソコン、またはスマートフォン、またはタブレット。
資料(郵送またはメールにて送信)

<定員>
4~6名まで
※ご要望に応じて変わります
※月額制コースの参加者がおられます。
※ストアカ以外からの参加者がおられる場合もあります。
※多少、時間オーバーになる場合もあります。予めご留意ください。

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開催日程がありません

開催予定エリアオンライン

価格(税込)¥1,000

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オンライン受講日程

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オンライン受講料に含まれるもの

資料郵送の対応をしております。令和2年7月熊本県豪雨災害により現在近隣の郵便局が被害をうけました。

そのため通常より郵送にお時間を要するようです。

郵送をご希望の方は申込み時にその旨お知らせ願います。

講読資料を電子データでご希望の場合は、連絡不要です。ストアカ専用ページより送信いたします。

この講座の先生

古典文学作品を原文と英語訳とで読む

平成元年(1989年)から、日本の古典作品を、原文と英語訳で、源氏物語・枕草子・徒然草・平家物語・雨月物語・奥の細道・方丈記、などを輪読しながら講読しています。

講座の特徴は、古文や漢文を英語訳と比較・対照しながら読むことで、二つのコトバによる『古典』の世界を味読できるようにしています。

一人では完読がむずかしい古典作品を、一緒に読んで楽しみたい、と思っています。

◆高校生・大学受験生を対象に、『論語』の漢文をテキストにして、基本的な漢文訓読法を学習し、併せてその英語訳を読んで、漢文と英語の読解を同時に学習をします。

 20...
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こんな方を対象としています

・古典作品に興味のある方。

・味わい深い英文をしっかり読んでみたい方。

・古語と英語を比べて読んでみたい方。
(競い読むのではないので、古文・英文の読解力は問いません)

・江戸元禄時代の俳諧紀行文『奥の細道』、または俳句に関心のある方
(芭蕉が訪ねた歌枕の地である、奥羽、北陸各地の旧跡の写真も交えてご紹介します)

・一人ではなかなか完読できない古典文学作品ですが、講座に参加することで
 完読できるかと思います。
 
続きを読む
※ストアカでは講座に適用される保険を用意しています。詳しくはストアカ補償制度をご覧ください。

レビュー6

  • 楽しかった( 6 )
  • 勉強になった( 6 )
  • 受ける価値あり( 4 )
  • この講座は「一冊読み終えました!」でした
    女性

    皆勤受講して読み終えることができ嬉しいです。先生とアシスタントのキリエさん、受講者の方々に感謝。有名な冒頭文からどんな展開をしてどんな結末になるのか毎回楽しみでした。短い随筆ながら色々な要素があり読みごたえがあります。この講座ではさらに英文でも読むことができます。結末は意外でしたが鴨長明らしさともとれフフフと思いました。と同時に終活のお手本として方丈記に憧れを抱いていたのですが、庵での生活は暮らしに困らない先祖伝来の収入源があったようで…憧れからは遠ざかりました。資料があれば鴨祐兼の処世術を知りたいですし、機会があれば無名抄や発心集も読んでみたいですし、来年は瀬見の小川を訪ねたいものです。

    先生からのコメント

     たしか、四月から月二回のペースで、読み終えました。
     輪読しながら、参加者が自由闊達に意見・感想を言っていただけると、私としても思いがけない発見ができて、ありがたいです。
     鴨祐兼という人は、長明と同族で、神職の座を争って、長明の方が後塵を拝するかたちで終わったのでしょうか。その屈折・屈辱感も『方丈記』に影を落としているかもしれませんね。
     古典を読む楽しみは、作品そのものの奥深さに触れることでもありますが、同時に、その作品をめぐって後世いろんな解釈がされていて、そういうことを知る面白さもあります。
     かてて加えて、英語訳で読んで、古語と英語で作品を二重写しにしてみる、するとまた味わいがいっそう膨らんで、いいんですね。
     

  • この講座は「平安時代の新聞を読むよう」でした
    女性

    養和の飢饉の続きを読みました。長明27歳での出来事です。左京の路上だけでも4万余人の遺体。鴨川べりは遺体で埋めつくされた。物資の供給を地方に依存する京の生活の脆弱さを指摘。金銀財宝と粟の価値が逆転してゆく惨状を分析。飢饉を描くに留まらない大局的な記述で非常に読み応えがありました。

    先生からのコメント

     『方丈記』には前半部で、鴨長明二十代頃の五つの大厄難、大火・辻風・遷都・飢饉・大地震が記されていますが、前四つの災厄まで読んできました。簡潔で、リズミカルな和漢混合文によるルポルタージュといった風でした。
     ”声に出して読みたい日本語” に必ず入りそうな名文でしたね。
     次回読む箇所は「大地震」の文章ですが、その後は、長明自身の内面的な人生観が語られます。
     ”何度でも読み返したい日本語” にも必ず入れていい、味わい深い名文です。
     ”読まなきゃもったいない日本語” にも入れていいかも知れませんね。

  • この講座は「鴨長明のツイート」でした
    女性

    福原遷都と養和の飢饉を読みました。今でいうツイッターのような記述の数々。暴挙といえる遷都は大不評。武士への憧憬なのか何なのか装いも乗り物も武士気取りを奨励する清盛。京の人々は福原の風土に馴染めない。山が迫りすぎとか潮風が臭すぎとか潮騒がうるさすぎとか散々。野球の応援歌でしか知らなかった六甲おろし…不快なのか。淀川は解体した住宅建材で埋めつくされ、それは果たして持ち主の元に届いて新都の住まいになるのだろうか?とツイートする長明。同年内にあっけなく都が戻されると翌年は干ばつ、洪水、そして養和の飢饉に見舞われる。長明27歳(※執筆は58歳頃)。

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