リーディングで10分余るための《急がば回る》前置詞講座第2話

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TOEICリーディング満点講師が指導。英文の構造を素早く読み取って、スピーディーに問題を解き進める力を身につけることを目指します。

こんなことを学びます

今回(第2話)取り上げる前置詞はメインとしてon/upon、そしてontoです。

「ひらがなだけでかくといみのくぎれめがわかりにくいですよね」
平仮名だけで書くと意味の区切れ目が分かりにくいですよね。英文の構造がパッと把握できない方は平仮名だけの日本文を見ているような感覚なのかもしれません。

実際の日本文は「漢字仮名交じり」にすることで(小さい子供でもない限り)意味のまとまりが捉えやすくなっていますが、では英文では何を目印にまとまりを区切っていけばいいでしょうか。

例えば「One of my friends lives in Tokyo.」という文では、中頃にあるlivesという動詞が全体を大きく分割しています。

livesの前は主語(主部)ですが、前置詞ofがmy friendsを従えてまとまりを作り、oneを修飾しています。また、前置詞inはTokyoを従えて動詞livesを修飾するまとまりを形成します。

この文は至って簡単なものですが、もっと長くてややこしそうな文でも前置詞をヒントに意味の区切れ目を切っていくと、文の構造が把握しやすくなります。

しかもお得なことに前置詞の数は、名詞・形容詞・動詞などと比較すればはるかに少ないため、網羅的に学習しやすいのです。

しかし、それはそれで難しい面もあります。

前置詞はよく日本語の助詞にたとえられますが、だからといって1対1で対応しているわけではもちろんありません。

He went [to] New York. 彼はニューヨーク[に]行った。
We arrived [at] Haneda Airport. 私達は羽田空港[に]到着した。
There are three apples [on] the table. テーブル[に]リンゴが3つある。
The ground is covered [with] snow. 地面は雪[に]覆われている。
She is liked [by] everyone. 彼女はみんな[に]好かれている。

英文では5種類の前置詞が使われているのに、対応する日本文の助詞は全て「に」です。ですから、toは「に」だ、というように表面的な訳語だけを覚える学習ではまずいのです。

それぞれの前置詞がどのような「キモチ」の時に使われるのかを本講座でご案内していきます。

[参考]他の回で取り上げる前置詞は以下の通りです
第1話:at、atop、aboard/on board
第3話:in
第4話:into、out、out of、outside、inside
第5話以降はまた別途お知らせします。
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この講座の先生

語学講師

《指導歴》
大学卒業後、大手電機メーカーの海外部門等で勤務した後、講師職を始めました。
形態としては大手進学塾での集団授業から、小規模塾の個別指導(含オンライン)まで、科目としては国・英・社を教えました。
《TOEICスコア》
最高は980点。リーディングに限れば、満点である495点を取得しました。
《考え方》
すでに日本語の強固な基礎を持つ私達にとっての英語学習とは、2つの言語にある溝に橋を架ける方法を学ぶことです。
教材には英語とそれに対応する「最終的な」日本語しか書かれていないことがしばしばです。(例えば、「can't help...
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当日の流れとタイムスケジュール

<所要時間>
50分程度

<当日のレッスンの流れ>
2分:ご挨拶と授業の流れの説明
40分:ポイント例文を解説し⇒頭の中への定着のため、みなさんで発声していただき⇒関連例文を解説します。ポイントごとにこのサイクルを繰り返します。
8分:質疑応答
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こんな方を対象としています

・リーディングの力を中長期的に高めていきたい方(「試験直前に出そうなポイントを確認する」といった、即効性を狙った講座ではありません)
・英検準2級と同等かそれ以上の英語力をお持ちの方
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受講する際は以下をお読み下さい

①Microsoft Teamsを使ってオンライン授業を行います。

・パソコンを使用予定の方はTeamsアプリがなくても大丈夫であり、ブラウザで参加可能です。
Microsoft EdgeあるいはGoogle Chrome、いずれか1つはインストールされていることを確認しておいてください。
(特にApple社製品をお使いの場合ご注意ください)

・スマートフォンやタブレットでの参加を予定される方は、Teamsアプリが必要です。
使用予定の機器にアプリが入っていない場合はダウンロード/インストールし、Microsoftアカウントで(持っていない場合は画面の指示に従って新規作成)アプリが使えることを確認した後、当講座のお申し込みをなさってください。
(特に学校支給のタブレットの場合は制限がかかっていることもあり得ますので、確認をお願いします)

②当日はポイントのメモができるように、筆記用具と紙をご用意ください。
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※ストアカでは講座に適用される保険を用意しています。詳しくはストアカ補償制度をご覧ください。

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