マントラやシュローカ、キールタンもいいけれど、民謡のようなかわいらしい唄も習ってみたいという方へ。
たとえばこんな、ガネーシャの唄を習います。
https://youtu.be/evULUY-jwUI厳密に民謡とは言えませんが、
古典音楽への手ほどきの歌として
南インドではとても親しまれている
「ギータム」という小さな唄を
教わってみようという講座です。
ZOOMでの個人授業、30分一単位3000円。
上のガネーシャの唄だけじゃなく、
他の神様の唄もありますので、ご相談ください。
インドの古い言葉であるサンスクリット語。
大乗仏教の経典にも使われている言葉です。
とても難しいと言われていますし、
確かに文法を全部教わるのは中々骨が折れます。
私はよく、インドにおけるサンスクリット語は
東アジアにおける漢字のようなもの、
と言ったりするのですが
インドの人の多くは、
言葉としてのサンスクリット語は分からなくても
普段使っている言葉や伝統歌の中や、名前などを通して、
なんとなく、単語や表現に少しずつ親しんでいます。
ガネーシャやクリシュナ、サラスワティーなどの
有名な神様の名前も、サンスクリット語です。
インド人じゃなくても、
そんなサンスクリット語への親しみ方が
あってもいいんじゃないかと思いました。
そんなところから思いついた講座です。
私は発音や語源的なところが割と得意なので
(一応オーストラリア国立大というところで
サンスクリット語専攻だったんです…)
歌唱的なところよりは、意味の解説や
発音の方ににフォーカスを当てるつもりですが
歌っていく中で、
ある程度音程や、発声にも
けっこう触れていくことになるかもしれません。
そのあたりは、そのときの流れと参加者次第となるかと思います。
基本的には、南インド古典音楽で
「シンプル・ソング」などと訳される、
ギータムを取り上げます。
あまり公の場で歌われることは少ないようですが、
南インド音楽を習う人が最初に教わる、シンプルで小さな、
宝石のかけらのような歌だと思っています。
上のガネーシャの唄も、私が初めてインドに行ったときに
最初に習ったのがこの唄で
子守唄のような旋律にとても惹きつけられました。
カルナータカ音楽(南インド古典音楽)という、
広大なシステムの中の一部でもあるので
私ごとき半端者が教えるなんておこがましいことは…
とずっと思ってきたわけですが
(しかも教わっていたときは
冗談じゃなく下手だった笑)
同時に、単純にひとつのシンプルなうたとして
これらのうたが私はとても好きで
ひとつの導入、手ほどきとして、
紹介するのはありなのかな、と思い、
そう判断しました。
もしそれで、その先に、本格的に
南インド音楽を学びたいという方がいらっしゃれば、
ふさわしい先生をご紹介します。
これは、あくまで、「サンスクリット語の
小さな唄を教わってみよう、
発音もがんばってみよう」
というところに的を絞った講座です。
講師のパロミタは、
発音については
サンスクリット語や言語学の知識である程度詳しく
(発音だけで判断されると、
インドの言葉にペラペラだと思われるので困ってきました)、
また発声や音程については結構ずっと苦労してきて、
身体性の分野への関心強く取り組んできましたので、
なんとなくちょっと変わったアプローチ
ということになるのかも?しれません。
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