ガチで量子力学5 井戸型ポテンシャルで量子力学の本丸へ

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最もポピュラーなケース「井戸型ポテンシャル」を実際に解いて量子力学の本丸に迫ります。

こんなことを学びます

本気で量子力学のことを知りたい講座シリーズ第5回です。
今回取り上げるのは、量子力学の根幹であるシュレディンガー方程式を解く際の、最もポピュラーなケースである「井戸型ポテンシャル」を実際に解いていただきます。

表題に”本丸に迫る”と書いていますが、本丸と言っても入り口付近にある小さな出城程度の本丸と考えてください。
しかし、ここを通らずに量子力学の本質に迫ることはできません。
つまり、これを理解せずして「シュレディンガーの猫」を語るべきではない、そういった位置づけと考えてください。

いつものガチシリーズ同様、数式展開をできるだけ省略することなく紹介しています。
ですので、数学の知識はある程度必要となります。
基本的なスキルとして中学数学レベルを理解した上で、他の講座(第1回から第4回のガチで量子力学および、高等物理のイントロシリーズ)の内容を理解していることが前提です。
ただ、初登場となる積分については講座中である程度基礎的なことを紹介していますし、三角関数の中でsin, cosの倍角の公式(加法定理)は、付録のPDFで解説しています。

今回の井戸型ポテンシャルは、トンネル効果からゆくゆくはシュレディンガーの猫へとつながっていきます。
この現代物理学最大のパラドクスについては、次回最終回で詳しく取り上げる予定です。
それを最大限に楽しむために、ぜひこの回の数学の大波を乗り切っていただきたいと考えています。
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この講座の先生

科学の「なんとなく」を「わかった!」までナビゲート

「E=mc2」
「シュレディンガーの猫」
「ブラックホール」
言葉では知っていて、ぼんやりと理解していると思っている色々なこと。
でもなんとなく「あいまいだな」、と感じていないでしょうか。
思い切って、そんなもやもやした状況から、一歩踏み出してみませんか?

科学が発展してきた理由の一つが、数式を使って考えを進めていったこと。
ですから、理系の高校レベル数学を使って理論を追いかけてみましょう。
きっといままでのもやもやがすぅーっと晴れていく事でしょう。
そうやって理解が深まることで、今までよりも、ずっと科学が好きになるかもしれま...
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当日の流れとタイムスケジュール

前半40分
5分休憩(必要であればURLの切り替え)
後半40分
5分予備(質疑応答など)
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こんな方を対象としています

言葉だけでの量子力学に物足りなさを感じていらっしゃる方。
SFが好きで、多重宇宙論などについて、もっと科学的に知りたいと思われている方。
シュレーディンガーの猫というパラドクスがありながら、現代科学者が量子力学を受け入れていることを納得したい方。
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受講する際は以下をお読み下さい

ご注意下さい。
この講座はMicrosoft Teamsを使用して行います。基本的にはお配りするURLをブラウザで開いていただければ参加できますが、慣れていない方は戸惑うかもしれません。
予めおっしゃって頂ければ、早めに会議を立ち上げてテストして頂く事も可能です。

本講座は中学レベルの数学・理科と第1~4回の「ガチで量子力学」、および高等物理のイントロシリーズの内容を理解していることを前提として構成しています。
具体的には
・微分と三角関数の基礎
・波の方程式(指数表記、三角関数表記療法。これは第3回ガチで量子力学の内容です)
・演算子(特に運動量演算子。これは第4回ガチで量子力学の内容です)
・シュレディンガー方程式(時間依存・非依存。これは第4回ガチで量子力学の内容です)
になります。
内容について不安があるようでしたら、該当する講座をお受けいただくか、参考書などで予習されることを強くお勧めいたします。

出来るだけ自分の手で計算できるように、手元に筆記用具をご用意していただくことをお勧めします。
(式変形をしていただけるようにできるだけ時間を取って進めていきます)
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※ストアカでは講座に適用される保険を用意しています。詳しくはストアカ補償制度をご覧ください。

レビュー1

  • 楽しかった( 1 )
  • 勉強になった( 1 )
  • 受ける価値あり( 1 )
  • この講座は「量子力学第一回目から学んできた事の統合と最終関門」でした
    男性 30代

    箱に入った生死不明の猫が量子力学の代表例であり視覚モデルというのは少しSFを齧った人間であれば誰しも知っているだろうが、今回の講義はそれの本来の形である数式を解くことで生死不明の猫の入った箱の本来の姿を同時に知る事となる。


    今回の講義、とても面白いものでした。

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